Power to the People: Counterculture, Social Movements, and the Alternative Press, Nineteenth to Twenty-first Century
1960年代に世界各地で繰り広げられた若者の抗議運動やカウンターカルチャーのムーブメントは、既存の政治運動や社会運動の枠組みを超えて、親の世代によって形成された政治や社会や文化や価値観に対する異議申し立ての性格を帯びました。この時代の経験を通して、階級にもとづく従来の政治運動に代わり、ジェンダー、人種、環境、協同組合等の多様なアイデンティティにもとづく新しい社会運動が形成され、文化芸術面でも様々な実験的な試みが展開されました。こうしてカウンターカルチャーは、1960年代の独自な価値を示す時代概念として使われるようになりました。また、カウンターカルチャーをオルタナティブな社会やライフスタイルを追求する運動と捉え直せば、その歴史は古く19世紀にさかのぼることができます。
本アーカイブは1960年代を中心に据えつつ、19世紀から20世紀に至る対抗運動を広義のカウンターカルチャーの歴史として、運動を担った個人や団体の出版物を集め、対抗運動の歴史を研究するための一次資料集として提供しようとするものです。労働運動、反戦運動、反植民地運動、公民権運動、反アパルトヘイト運動、女性解放運動、環境保護運動、反核運動、反原発運動からオルタナティブなライフスタイルや出版、アングラ芸術まで、多種多様な運動が取り上げられています。収録資料はすべて新たにスキャニングされています。斬新で実験的なデザインの出版物をフルカラーで再現し、対抗運動の歴史を甦らせる貴重なドキュメント集です。
《収録コレクション》
アメリカ西海岸カウンターカルチャー・コレクション
The Pacific Coast Counterculture Collection
・原資料所蔵:ロバート・P・J・クーニー・ジュニア(個人蔵)
・年代:20世紀
サンフランシスコのグラフィックデザイナー、ロバート・クーニー(Robert P. J. Cooney, Jr.)が蒐集したコレクションで、1960年代から20世紀末にかけて米国西海岸のカウンターカルチャー、社会運動、オルタナティブ出版を牽引した各種団体が発行したパンフレット、雑誌、新聞、チラシ、ポスター、コミック等を収録します。クーニーはベトナム戦争の時、兵役を拒否し、急進的非暴力運動に身を捧げました。非常に多種多様な分野の出版物が含まれていますが、中でも反戦運動、軍縮運動、非暴力運動、女性解放運動、アナキズム、ブラックパンサー党、農場労働者、環境運動関係の文献が充実してます。
ロン・ハイスラー収集 左翼・急進政治運動パンフレット集
Pamphlets on Left-Wing Politics and Radical Political Movements – Selections from the Ron Heisler Collection
・原資料所蔵機関:ロンドン大学図書館
・年代:19世紀~20世紀
英国の労働組合活動家で書物コレクターでもあったロン・ハイスラー(Ron Heisler)が収集し、ロンドン大学図書館に寄贈した左翼政治と急進政治運動関係パンフレットコレクションから約2,400点を選び、搭載したものです。19世紀から20世紀までに世界各地で刊行されたパンフレットで構成されています。
ブラッドフォード大学所蔵 社会運動パンフレット・エフェメラ集
The University of Bradford’s Special Collections on Peace, Politics, and Social Change – Pamphlets and Ephemera
・原資料所蔵機関:ブラッドフォード大学
・年代:19世紀~20世紀
非暴力と平和主義関係文献コレクションで名高いブラッドフォード大学が収集した世界の社会運動に関する約7,000点のパンフレットや短命出版物を収録します。反アパルトヘイト、地球温暖化、女性運動、フェミニズム、セクシュアリティ、人権、反戦運動、軍縮、良心的兵役拒否、人種差別反対、社会的経済的不平等、教育、人口、飢餓、貧困、民主化、宗教運動、労働者の権利、反植民地主義等のテーマが扱われています。著名なブックデザイナーが手掛けたものもあり、視覚的にも興味深いコレクションです。
ミシガン大学所蔵 1960年代学生運動関係資料集
The Liberal Students of 1960s University of Michigan Collection
・原資料所蔵機関:ミシガン大学
・年代:1968年-1969年
1960年代末の米国における学生運動の重要な拠点の一つ、ミシガン大学の学生だったチャールズ・スナイダー(Charles Snyder)が大学に寄贈したコレクションです。学生運動、反戦運動、学生団体、政党に関するパンフレット、チラシ、ニュースレター、新聞で構成され、総点数38点、総ページ数260ページと非常に規模の小さなコレクションですが、1968年から1969年にかけてのミシガン大学の学生運動を記録する貴重なドキュメントです。
英国のサブカル雑誌3誌
Fortean Times, Bizarre, and Viz
・原資料所蔵機関:デニス・パブリッシング/大英図書館
・年代:20世紀
カウンターカルチャー運動から生まれた英国の出版社デニス・パブリッシング(Dennis Publishing)が発行した数々の雑誌の中から、陰謀理論を掘り下げ、歴史的事件を独自の視点から切り込んだ『Fortean Times』(1973-2020)、性嗜好異常・フェティシズム・暴力などのタブートピックを積極的に取り上げた『Bizarre』(1997-2015)、性・暴力などを含むシュール・奇抜な表現に満ちたマンガ雑誌『Viz』(1979-2020)の3つの雑誌を収録します。
《詳細カタログはこちら》
《ウェビナー録画を見る》
(約39分、チャプターあり・スライドはこちらから)
《収録資料の例》アメリカ西海岸カウンターカルチャー・コレクション
パンフレット、小冊子、雑誌、新聞、ポスター、カタログ、ステッカー、チラシ等の資料群は以下の3つのカテゴリーと58の主題に分類されています。
カウンターカルチャー
- 協同組合(Collectives)
- コミュニティ
- ドラッグ
- エネルギー
- エコロジー
- 教育
- 食品
- 健康
- ヒッピー
- 音楽
- ポピュラーカルチャー
- 情報リソース・ダイレクトリ
- アングラ漫画
- アングラ出版
社会運動
- アナキズム
- 動物の権利
- 反核運動
- 反戦運動
- ブラックアメリカ
- ブラックパンサー
- 不買運動
- 中国/天安門広場
- 公民権運動
- 陰謀・裁判
- 核軍縮運動
- 環境保護運動
- ゲイ解放運動
- 外国事情
- 労働運動
- 男性運動
- 先住民運動
- ニューエイジ運動
- 非暴力
- 組織化運動
- 人々
- 警察・司法
- 政治分析
- 政治的急進主義
- 政治と政治家
- 監獄・囚人
- 人種差別
- セクシュアリティ
- スピリチュアル運動
- 技術・コンピュータ
- 女性解放運動
- 女性平和キャンプ
- 青年運動
オルタナティブ出版
- オルタナティブ出版
- 芸術と文化
- 芸術と文化-サンフランシスコ湾岸地域
- カレンダー
- カタログ
- グラフィックアート
- ユーモア誌、コミック誌、漫画誌、風刺誌
- 文学
- メディア
- 詩
- 同人誌(Zines)
以下では、58の主題から主なものを取り上げ、収録パンフレットの一部をご紹介します。
ポピュラーカルチャー/音楽
- スティーヴ・ロバーツ『映画『マックス・ヘッドルーム』カラーブック』(1986)
- 『不満の炎を煽り立てる労働者のソングブック(世界産業労働組合)』(1968)
- 『新反核ソングブック』(1980s)
- 『アース・ファースト!リル・グリーンソングブック』(1986)
- 『アナキスト・ソングブック』(1987)
- 『1778年から1834年までの英国改革バラッド集』(ディック・ホルドストック蒐集)(1994)
ヒッピー/ドラッグ/若者運動
- ジェリー・ホプキンス『ヒッピー文書』(1968)
- キャロライン・バーンズ『ヒッピー・シーン』(1968)
- リチャード・ゴールドスタイン編『US』第1・2号(1969)
- 『最高裁「ティモシー・リアリー対カリフォルニア州」裁判資料集』(1971)
- 『麻薬の道:ヘロインと帝国主義』(1972)
- ヴィルヘルム・ライヒ『若者の性的闘争』(1972)
- ケン・キージー『ガレージセール』(1973)
- スティーヴン・ガスキン『マリファナ裁判:マリファナの宗教的利用の擁護』(1974)
- 『サンフランシスコ・オラクル1966-1968年』(ファクシミリ復刻版、アレン・コーエン等による詳細な解題含む)(1991)
- 『サンフランシスコ・クロニクル「愛の夏」50周年記念号』(2017)
- パメラ・スミス『1967年の夏:アクティヴィストの回想』(刊行年不詳)
エネルギー/エコロジー/環境保護運動/動物の権利
- マーティン・ゲレン『汚染産業複合体の形成』(1970)
- バリー・ワイスバーグ『エコロジーの政治』(1970)
- 『エネルギー危機-神話と現実:マレイ・ブクチンへのインタビュー』(1973)
- ペリー・フィリプス『よくある10の動物の権利否定論に対する反論』(1970s)
- カール・セーガン『生命の恩寵を受けた世界を保存するために』(1982)
- ピーター・シンガー『動物解放運動』(1985)
- J・J・ロバーツ『困難を乗り越えて:動物の解放1972-1986年』(1986)
- ビリー・レイ・ボイド『新しい廃止論者:動物の権利と人間の解放』(1987)
食品/健康/教育/コミュニティ
- 北ロンドンハスルミアグループ『コーヒー:新帝国主義のルール:国際コーヒー貿易と国際コーヒー協定の研究』(1972)
- ワシントン大学社会科学研究所『消費者食品協同組合を組織する』(1972)
- 『多国籍企業と食糧システム:カリフォルニア食糧政策連合主催会議報告』(1977)
- フランシス・ラぺ、ジョセフ・コリンズ『世界の飢餓:10の神話』(1978)
- トム・ソーヤー(著)、ベッキー・サッチャー(編)『一世代でタバコ
- を根絶する方法』(1970s)
- 『学校の危機:教員とコミュニティ』(1960s)
- 『オルタナティブスクール総覧』(1973)
- デヴィッド・ホロウィッツ『大学と支配階級:富が知識をポケットに滑り込ませる手口』(1969)
- フレッド・ピンカス『コミュニティカレッジを追跡調査する』(1974)
- 『近隣リサイクルセンターの立ち上げ方』(1973)
- キース・ベイリー、ボブ・マシューズ(編)『協同の経験:共同生活に関する論文と詩』(1984)
- ディック・フェアフィールド(編)『現代のユートピア:ユートピアを探求する現代人』(1971)
- 『オルタナティブな協同的生活ガイド』(1979)
反核運動/反戦運動/核軍縮運動/非暴力運動
- デヴィッド・L・レンダーツ『ディアブロキャニオン原発の決定:権力、利益、人民』(1978)
- アバロン同盟『直接行動ハンドブック:ディアブロキャニオン1978年8月6日』(1978)
- エリザベス・ホイットニー『ディアブロキャニオン原発封鎖日誌からの覚書』(1981)
- アバロン同盟『直接行動ハンドブック:ディアブロキャニオン原発封鎖1979-1980年』(1983)
- スーザン・バーチラー、ジェーン・ミラー編『ディアブロ封鎖記録』(1983)
- 戦争抵抗者インターナショナル『現代の殉教者たち』(1927)
- ジェシー・ウォレス・ハガン『戦争抵抗の30年』(1942)
- マルフォード・シブリー、アダ・ウォードロー『服役中の良心的兵役拒否者』(1945)
- ホーリー・カンティーン他『監獄エチケット:受刑者のための情報集』(クリストファー・イシャウッド序文)(1950)
- A・K・ジェイムソン『ファシズムに対する非武装抵抗』(1963)
- ミルトン・メイヤー『不可能の技術:チェコの抵抗の研究』(1969)
- ノーマン・メイラー、バートランド・ラッセル他『我々は告発する:カリフォルニア州バークレー「ベトナムデイ」抗議集会演説集』(1965)
- 『戦争に抗して:写真で見る1966年3月26日ニューヨークベトナム反戦デモ行進』(1966)
- 平和構築運動『戦争税納税拒否ハンドブック』(1967)
- ピーター・ワイリー『ベトナムと環太平洋戦略』(1969)
- バーバラ・デーン、アーウィン・シルバー『ベトナム歌集』(1969)
- スタンフォード戦争犯罪研究グループ『ベトナムの合衆国:国際法と戦争犯罪に関する予備的報告』(1971)
- アルバート・E・カーン『残酷歌集:ニクソン政権により演じられた虚偽と欺瞞』(1971)
- ボブ・シーリー『300年:米国における良心のための闘い』(1976)
- ミルトン・ミューラー『招集:社会統制のダイナミクス』(1979)
- アラン・ジェイコブソン、ジョン・グラナティア『勝利は我々にあり:湾岸戦争の結果』(1991)
- 下院非米活動委員会の廃止を求めるベイエリア学生委員会『真実を求めて:下院非米活動委員会のプロパガンダ映画「Operation Abolition」の分析』(1960)
- アレン・ギンズバーグ「プルトニアン・オード」(1978)
- シンシア・ワシントン『国家安全保障の構築:軍縮アクションガイド』(1980)
- シンシア・ワシントン(編)『武器かバターか:80年代の優先事項』(1981)
- アルバート・ビール『あらゆる戦争に抗して:「ピースニュース」の50年1936-1986年』(1986)
- エド・ラザー『コモンセンス:核の時代における戦争廃絶』(1987)
- セオドア・ポーリン『非暴力入門』(1944)
- ライル・テイタム(編)『20世紀フレンド派平和の証言』(1966)
- クリストファー・コードウェル『平和主義と暴力』(1969)
- フレンド派平和委員会『高校生のための非暴力行動トレーニング』(1971)
- ウィリアム・モイヤー『非暴力行動マニュアル:非暴力のデモ・キャンペーンの実施法』(1970s)
- アルフレッド・F・アンダーセン『解放は非暴力によって達成しうるか』(1982)
- ロバート・クーニー,ヘレン・ミハロフスキー(編)『人々の力:米国における積極的非暴力』(1987)
- ライナー・ヒルデブラント『ガンジーからワレサへ:非暴力の人権闘争』(1987)
- 戦争抵抗者連盟『非暴力行動ハンドブック』(1989)
- パトリシア・パークマン『ラテンアメリカにおける市民の反乱的ストライキ』(1990)
- アダム・ロバーツ『東欧とソ連の革命における市民の抵抗』(1991)
- ジーン・シャープ『戦争廃絶:現実的目標』(1980)
- ジーン・シャープ『自主防衛』(1992)
- ジーン・シャープ『独裁から民主制へ:解放のための概念フレームワーク』(2008)
セクシュアリティ/ゲイ解放運動/女性解放運動
- エリノア・ランガー『電話会社の女性』(1970)
- アン・D・ゴードン他『アメリカ社会における女性』(1972)
- スーザン・エフロス(編)『女性散文・詩作品アンソロジー』(1974)
- チャーニー・ゲテル『マルクス主義とフェミニズム』(1974)
- バークレー・オークランド女性連合『統一の原則』(1975)
- レイチェル・べダード、セリア・キャッスル『性差別の理論』(1977)
- リン・ゴールドファーブ『分離して不平等:第二次大戦後の女性労働者差別』(1978)
- 女性労働プロジェクト『オフィスを組織化する女性たち』(1978)
- 『妊娠中絶クリニックを立ち上げる女性労働者たち』(1978)
- ドナ・イポリット『2万人の蜂起』(1979)
- アンドレア・ドウォーキン『マルクスとガンジーはリベラルだった-フェミニズムと急進左翼』(1970s)
- 出産の権利情報プロジェクト『自らと自らの家族と自らの未来のために:出産の権利のための闘い』(1981)
- ロジナ・ヴィスラム『インドとパキスタンの女性:英国支配からの独立闘争』(1992)
- ジュリエット・ミッチェル『女性:最も長い革命』(刊行年不詳)
オルタナティブ出版/アングラ出版/アングラ漫画
- フレディ・パールマン『知識人の矛盾:知識と行動を統合するためのライト・ミルズの闘い』(1970)
- ミッチェル・グッドマン(編)『新しいアメリカに向けた運動:長い革命の始まり』(1970)
- ポール・サンバーグ『ファイアー!アングラ出版報告』(1970)
- クリスティン・レスリー・ジョンソン他『自分自身の本:セルフパブリッシング』
- ジム・フレミング、ピーター・ランボーン・ウィルソン(編)『セミオテクストUSA』(1987)
《収録資料の例:ブラッドフォード大学所蔵 平和・社会運動パンフレット・エフェメラ集》
反戦・平和主義
- ノーマン・エンジェル『我々の内なるプロシア的なるもの』(1915?)
- ノーマン・エンジェル『今次戦争はドイツ軍国主義の終焉となるか』(1916?)
- アーサー・ヘンダーソン『戦争を違法化する労働党』(1933?)
- オルダス・ハクスリー『平和主義者の道』(1936)
- クライブ・ベル『戦争屋』(1938)
- バルト・ドゥ・リフト『平和の科学序説』(1939)
- 『なぜ戦争をするのか:アインシュタイン・フロイト往復書簡(』1939)
- 『戦争抵抗者インターナショナルとは何か』(1930s)
- 『平和誓約連合と人権宣言:宣言全文付』(1941?)
- ダグラス・オーウェン『絶対的平和主義:ジョン・ルイス『平和主義駁論』検証』(1941)
- ジェシー・ウォレス・ハガン『戦争抵抗の30年』(1942)
- フランシス・ポラード『政策としての平和主義』(1946)
- アルバート・シュバイツァー『平和か核戦争か』(1958)
- バートランド・ラッセル『勝利を掴め:集団自殺に抗する集団的行動』(1961)
- ウォルター・ミリス『武装解除した世界』(1964)
- グレン・D・フック『核兵器との共存を容易にするために:核武装化における言語の役割』(1984)
- 『反戦運動1914-1945年』(帝国戦争博物館)(1985)
- バートランド・ラッセル『戦争:恐怖の所産』(刊行年不詳)
- 『バートランド・ラッセル平和財団:その目的と業務』(刊行年不詳)
非暴力主義
- ビッジ・マッケイ『高校生のための非暴力行動トレーニングハンドブック』(1971)
- マーティー・ジェザー『戦争抵抗者連盟1973年カレンダー:非暴力抵抗の50年』(1973)
- エドウィン・H・アルトン『教育の実験:シチリアにあるダニーロ・ドルチの新しい教育センター』(1975)
- ジョン・ファーガソン『ダニーロ・ドルチ』(1975)
- ジェフリー・オスターガード『ガンジーとオルタナティブな社会』(1970s)
- 向井孝『非暴力直接行動とは何か:戦争抵抗者インターナショナル日本支部のマニフェスト』(英語)(1970s)
- ロジャー・ローリンソン『ラザックの闘い』(1970s)
- 『ラザック:非暴力の大衆闘争』(フランス語)(1970s)
- 平和誓約連合『非暴力と非暴力行動:序説』(1985)
徴兵制反対・良心的兵役拒否
- フィリップ・スノーデン『兵役法完全解説』(1916)
- ジェイムズ・バー『良心的兵役拒否者』(1917?)
- 『徴兵制への絶対的反対:国民の良心への声明と訴え』(1917?)
- 『徴兵反対同盟:1914年から1919年までの活動』(1920?)
- E・I・ワトキン『徴兵制の犯罪』(1939)
- 『良心的兵役拒否者と兵役法:良心的兵役拒否者と助言者への指針』(1942)
核廃絶:核軍縮
- ルイス・マンフォード『核戦争:解決法』(1948?)
- A・J・P・テーラー『抑止という大いなる神話』(1958)
- ジョン・ストレイチー『すべての水素爆弾を廃棄せよ』(1958?)
- フィリップ・ノエル=ベーカー『世界軍縮への道』(1963?)
- スタン・ニューエンス『反NATO論:核同盟の危険』(1971)
- デヴィッド・グリフィス『労働党と軍縮:決断の時』(1977)
- フランク・バーナビー『世界の軍拡と軍縮』(1978)
- E・P・トムソン『抗議して生き残る』(1980)
- E・P・トムソン『冷戦を超えて』(1982)
- アンドリュー・ホワイト『戦争のシンボル:ヨーロッパにおけるパーシング2と巡航ミサイル』(1983)
宗教
- ウィリアム・テンプル『キリスト教徒と戦争』(1914)
- W・H・モバーリー『戦時のキリスト教的振舞い』(1914)
- ハーバート・グレイ『戦争の唯一の代案』(1915)
- フランク・レンウッド『パリサイ主義と戦争』(1915)
- リリアン・スティーヴンソン『キリスト教インターナショナルへ向けて:国際友和会の物語』(1936)
- ジェラルド・ヴァン『戦争屋の心理学』(1938?)
- ロバート・デイヴィス『クエーカー教徒と戦争』(1940)
- E・C・アーウィン『カトリックの正戦論』(1940?)
- レジナルド・ソレンセン『キリスト教平和主義と民主政治』(1940s?)
- マーガレット・ハースト、キャスリーン・イネス『キリスト友会の平和の証し:歴史概観』(1940s?)
- マーティン・ニーメラー『平和への道』(1950s)
- ロレンツォ・ミラーニ『ミラーニ師の自衛』(1960s)
- シドニー・D・ベイリー『核兵器に関するキリスト教の視座』(1981)
- ドナルド・M・マッキノン『クレオンとアンティゴネー:核戦争の倫理的問題』(1982)
- ウィリアム・クラッセン『平和というリアリズム』(1986)
科学
- C・A・R・クリステンセン『フリチョフ・ナンセン:科学と人類に捧げた生涯』(1961)
- ハーバート・バターフィールド『人間の本性と恐怖の支配(』1960s)
- ソリー・ズッカーマン『科学顧問、科学的顧問、核兵器』(1980)
- ソリー・ズッカーマン『ヨーロッパ、アメリカ、核の影』(1983)
- マーティン・ライル『核のホロコーストに向かって』(1981)
経済・社会
- J・A・ホブソン『労働と戦争のコスト』(1916)
- ニコラス・カルドア、ジョーン・ロビンソン他『富裕のための計画』(1943?)
- コーリン・クラーク『持てる国々と持たざる国々』(1953)
- E・F・シューマッハー『福音書の光に照らして見た現代の産業』(1962)
- ケネス・E・ボールディング『平和の研究は可能か』(1960s)
ジェンダー・セクシュアリティ
- エルマ・K・パジェット『女性の領分』(1914)
- H・M・スワンウィック『女性と戦争』(1915?)
- セルマ・ジェイムズ、マリアローザ・ダラ・コスタ『女性の力と社会の変革』(英訳)(1973)
- アドリエンヌ・リッチ『強制的異性愛とレスビアンの経験』(1981)
国際関係
- J・A・ホブソン『国際連盟』(1915)
- H・R・G・グリーヴス『議会による外交の統制』(1933?)
- E・H・カー他『国際政府の将来』(1941)
- ラルフ・バンチ『平和と国連』(1952)
アイルランド
- ブレンダン・コリッシュ『新しい共和国』(1968)
- ダニー・ケナリー、エリック・プレストン『ベルファスト1971年8月』(1971)
- サミュエル・ダッシュ『否定された正義:血の日曜日事件に関するウィッジェリー卿報告に対する異議申立て』(1972)
東欧
- ベイジル・デヴィッドソン『ハンガリーで起こったこと』(1956)
- サカシチ・アールパード他『わが同胞へ:ハンガリーの平和運動』(英語)(1963)
- マイケル・ランドル他『チェコスロヴァキアの支援』(1968)
- 『プラハからの声:チェコスロヴァキアと平和運動資料集』(1983)
- フェレンツ・ケーセグ、E・P・トムソン『ハンガリーの新しい平和運動』(1980s)
- マーク・トムソン他『血塗られたボスニア:ヨーロッパの悲劇』(1990s)
アフリカ
- エドマンド・モレル『アフリカ問題と講和』(1917)
- ロナルド・シーガル『アパルトヘイトの苦悶』(1960s)
- サックス『アパルトヘイトの暴力』(1969)
- サックス『南アフリカ:アパルトヘイトの暴力』(1970)
- ローレンス・シュレンマー『南アフリカにおける社会変動と政治政策』(1970?)
- M・J・クリスティ『サイモンズタウン合意:英国の国防と南アフリカへの武器売却』(1970)
- スティーヴ・ビコ『黒人意識と真のヒューマニティの探求』(1970s?)
- エイドリアン・ヘイスティングス『南部アフリカとキリスト教の良心』(1970s)
- アラン・ロバーツ『ロッシングファイル:英国のナミビアウラン極秘契約の内幕』(1980?)
東南アジア
- マーサ・ゲルホーン『新しい戦争』(1966)
- ジョン・K・ガルブレイス『ベトナムからの撤退法』(1967)
- ウィリアム・F・ペパー『ベトナムの子供たち』(1967?)
- ヨアヒム・シュルツ『ベトナムにおける米国の戦争犯罪に関する専門家の意見』(1969?)
- フェリックス・グリーン『ベトナム!ベトナム!』(1960s)
- ウィリアム・ウッドフェロー他『米国の援助:ベトナムに関するパリ合意の完全実行を阻む主要な障害』(1970s)
- グナール・ミュルダール他『恐怖の研究:南ベトナムにおける政治犯投獄・拷問・弾圧資料集』(1973)
- ホームズ・ブラウン『戦争の人質:サイゴンの政治犯』(1973)
- エドワード・ハーマン、ノーム・チョムスキー『反革命の暴力:事実とプロパガンダの大量殺戮』(1973)
- フレドリック・ブランフマン『米国大統領の秘められた戦争:インドシナとその先』(1970s)
- アイバー・モンタギュー『ベトナムのための平和?合意とその先』(1970s)
《収録資料の例:ロン・ハイスラー収集 左翼・急進政治運動パンフレット集》
英国
- トマス・クーパー『自伝』(1879)
- マーク・ラザーフォード(本名ウィリアム・ヘイル・ホワイト)『自伝』(1881)
- ヘンリー・ハインドマン『万人のためのイングランド』(1881)
- マリア・ルイーザ・チャールズワース『子ども天使』(1886)
- エドワード・エイヴリング、エレノア・マルクス・エイヴリング『女性問題』(1887)
- アニー・ベサント『人口の法則:その結果と人間の行動と道徳への影響』(1891)
- ジョージ・ハウエル『新旧の労働組合主義』(1891)
- バーナード・ショー『初期フェビアン協会の歴史』(1892)
- バーナード・ショー『アナキズムの不可能性』(1893)
- シドニー・ウェブ『社会主義の真実と虚偽』(1894)
- サミュエル・スマイルズ『フランスのユグノー』(1903)
- エドワード・カーペンター『監獄、警察、刑罰』(1905)
- ヘンリー・ハインドマン『社会主義の経済学』(1909)
- ジョセフ・ハイダー『土地国有化の擁護』(1913)
- ベンジャミン・ラウントリー『労働者と土地』(1914)
- ノーマン・エンジェル『講和条約とヨーロッパの経済的混沌』(1919)
- バートランド・ラッセル『自由への道:社会主義、アナキズム、サンディカリズム』(1920)
- ジョセフ・マッケイブ『ロバート・オーウェン』(1920)
- ハヴロック・エリス『愛と徳の小論集』(1922)
- マリー・ストープス『賢明な親の性生活』(1923)
- ジョン・ラングドン=デイヴィス『女性小史』(1928)
- バートランド・ラッセル『結婚と道徳』(1929)
- ヒューバート・ヘッセル・ティルトマン『ジェイムズ・ラムゼイ・マクドナルド:労働党の運命の人』(1929)
- トマス・H・ベル『エドワード・カーペンター:英国のトルストイ』(1932)
- コンニ・ジリアクス『死にゆく平和』(ハロルド・ラスキ序文)(1933)
- C・L・R・ジェームズ『西インド自治政府擁護論』(1933)
- ウィリアム・モリス『ジョン・ボールの夢、王の教訓』(1933)
- G・K・チェスタトン『ノッティングヒルのナポレオン』(1937)
- カール・ポランニー『今日のヨーロッパ』(G・D・H・コール序文)(1937)
- C・L・R・ジェームズ『黒人の反乱の歴史』(1938)
- G・D・H・コール『進化する社会主義』(1938)
- ハーバート・リード『自由人の教育』(1944)
- ハーバート・リード『無垢と経験の年譜』(1946)
- G・M・トレヴェリアン『イギリス社会史』(1946)
- サミュエル・バトラー『エレホン』(1901)
- バーナード・ショー『非社会的社会主義者』(1914)
- トマス・ハーディ『帰郷』(1926)
- ウィンダム・ルイス『ワイルド・ボディ』(1927)
- F・R・リーヴィス『大衆文明と少数者の文化』(1930)
- サマセット・モーム『ランベスのライザ』(1930)
- ジョセフ・コンラッド『6つの物語』(1931)
- ジョージ・オーウェル『動物農場』(1945)
米国
- アレクサンダー・ホッジ『プリンストン神学校教授チャールズ・ホッジ伝』(1881)
- ローレンス・グロンランド著(バーナード・ショー編)『協同共和国:現代社会主義解説』(1880s)
- ダニエル・デ・レオン『改革か革命か』(1896)
- エリオット・ポール『あるスペインの町の生と死』(1937)
- エドガー・スノー『中国の赤い星』(1937)
- オーウェン・ラティモア『モンゴル紀行』(1942)
- アーサー・シュレシンジャー・ジュニア『ジャクソンの時代』(1945)
- エドガー・スノー『Glory and Bondage』(1945)
- ルイス・フィッシャー『大いなる挑戦』(1947)
- エドワード・ベラミー『顧みれば』(刊行年不詳)
- アプトン・シンクレア『アーサー・スターリングの日記』(1903)
- ジャック・ロンドン『燃える陽光』(1911)
- ジャック・ロンドン『神が笑う時』(1912)
- フランク・ノリス『ヴァンドーヴァーと野獣』(1914)
- シンクレア・ルイス『バビット』(1922)
- ユージン・オニール『アナ・クリスティ』(1922)
- アースキン・コールドウェル『アメリカの大地』(1935)
- リチャード・ライト『アメリカの息子』(1940)
- ロバート・E・シャーウッド『夜はもうない』(1941)
- リリアン・スミス『奇妙な果実』(1945)
- ハワード・ファスト『市民トム・ペイン』(1945)
- リリアン・ヘルマン『ラインの監視』(1946)
- アーサー・モリソン『壁の穴』(1947)
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関連分野
- コミュニケーション・メディア研究
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